
前回に引き続き、今回は敷布団の違いや選び方を見ていきたいと思います。
快適に過ごせる寝具選び(敷布団・マットレス編)
布団派の方は敷布団を、ベッド派の方はマットレスを使用しているかと思われます。そんな敷布団やマットレスも掛け布団と同様、中材の違いによる特性があります。
①羊毛(ウール)
羊毛の敷布団はクッション性や体圧分散性に優れており、羽毛と同じように羊毛自身が室温によって吸湿や保温を行ってくれるので快適に眠ることができます。
デメリットとしては高価になりがちなこと。安くとも1万円を超え、高いものになると2万3万が当たり前の世界です。
②ポリエステル綿
他のものと比較すると軽量で、家庭やコインランドリーでも洗濯できるのがなによりのメリットのポリエステル布団。(※多重構造の固綿敷布団は洗濯できないのでご注意を!)
吸湿性には劣りますが、比較的安価でどこでも買えるのもポイントです。近年では、防ダニ加工や抗菌加工、防臭加工など機能性に優れたものも増えています。
③ウレタンフォーム
ポリウレタンを原料にしたスポンジのような形状のウレタンフォーム。断熱性に優れているので布団の中を暖かく保ってくれます。また、しっかりとした厚みがあり、表面が凸凹に加工されたものであれば体圧の分散にも優れています。
繊維状の材質と違ってダニの餌にならないので、ダニや害虫の発生の心配がないのが最大のメリット。アレルギーや喘息持ちの方も安心して使えます。
④ポケットコイル(マットレスのみ)
金属製のバネ(コイル)をひとつひとつ独立した袋(ポケット)に入れ、それらを敷き詰めて作るのがポケットコイルマットレス。
体のラインに合わせてコイルが個別に沈み込むので、フィット感と体圧分散性に優れています。また、バネにより空間が生まれるので通気性が良いのもポイント。
デメリットとしては、そのコイルのせいで普通のゴミとして処分できないこと。処分方法としては新しい布団を購入するときに下取りに出す(もしくは有償で回収してもらう)か、不用品回収業者に依頼する必要があります。
ラブドールとのプレイが多いオーナー様であれば、やはり布団は機能性で選びたいですよね。汗をかくので吸湿性や通気性に優れ、体が痛くならないように弾力と厚さのあるものを…となると、やはり選びたいのはウレタンフォームでしょうか。部屋のスペースや持ち運びを考えると、三つ折りできるものが特におすすめです。
まとめ
ラブドールと快適かつ熱い夜を過ごすために欠かせない寝具。次回は、おまけとして季節物をご紹介します。