ラブドール購入時のオプションで変更できる、乳首の色。生娘のような薄ピンク色から大人の色気を感じる黒に近い色まで様々、どれを選ぶかはオーナー様の好み次第だと思います。ところで、この乳首の色ってどうやって決まるのか、考えたことはありますか?
そこで今回は、乳首に色がつくメカニズムについてまとめてみたいと思います。
乳首の色素沈着のメカニズム
まず、人間の体にはメラニンという色素があります。これが人体の様々な色を決定するのですが、そのメラニンには
- ユーメラニン…茶色〜黒色系の色素。髪や肌、瞳の色を暗い色にする。
- フェオメラニン…黄色~赤色系の色素。唇や乳首などをピンクにする。
- ニューロメラニン…黒色の色素。脳の神経細胞を着色するため、見た目には影響を与えない。
の3種類があります。
このユーメラニンとフェオメラニンの割合によって乳首などの色が決まるのですが、「自分の体がどんな割合で持っているか」は遺伝によって決まります。特に日本人は髪や目の色からもわかるようにユーメラニンの方が多い人種なので、日本人には乳首も暗めの色の女性が多いというわけです。
また、メラニンは皮膚に刺激を受けることで生成されます。乳首の皮膚は他の部分に比べると薄く、刺激を受けやすいためメラニンが分泌されやすい=黒ずみやすいというメカニズムです。巷でよく言われる、性交渉の頻度は実は関係ないんですね。
更に、乳首の黒ずみには後天的な要因もあります。大別すると、
- 女性ホルモンの分泌
- 不適切な下着の使用や過度の運動
- ターンオーバー(肌の新陳代謝)の乱れ
まず、女性ホルモンの分泌。
人が成長して女性ホルモンが分泌されることによって、乳首の黒ずみが始まります。子供の頃は綺麗なピンク色だったのに…というのは正常な成長によるもの。逆に、閉経によって女性ホルモンの分泌が減少すると乳首がピンク色に戻るというケースもあるようです。
次に、不適切な下着の使用。
先ほど「摩擦によってメラニンが分泌される」という話をしましたが、サイズが合っていない下着で過ごしたり、激しい運動をしたりしてブラジャーの中で乳首が擦れると余計に分泌が激しくなり、乳首が黒ずみやすくなります。
最後に、ターンオーバーの乱れ。
通常、肌の新陳代謝は約一ヶ月周期で行われ、生成されたメラニンもこの働きで体外に排出されます。しかし、このサイクルが乱れたり肌に長期間の刺激が加わったりすることで皮膚にメラニンが蓄積され、黒ずみの原因になります。ターンオーバーのサイクルは加齢によって乱れやすくなっていくため、乳首以外にも顔や腕などにシミやくすみが現れたりするのもこのためです。
まとめ
今回は、ラブドールとしてはオプション要素である乳首の色のメカニズムについてまとめてみました。次回は性器の黒ずみについて見ていきたいと思います。